掛川市の横須賀高校家庭科コースの三年生二十三人が、米粉をベースに地域食材を生かした菓子の商品開発に取り組んでいる。二十九日は、九つの班に分かれて考案したレシピの発表会があった。十二月に最優秀の一点が決まり、来年三月までに地元の菓子メーカー「たこ満」で商品化される。 (中野吉洋)
商品開発は、同市山崎で農産物販売や農業関連の情報発信に取り組む「とうもんの里」と進める地域連携事業の一環。横須賀地区は稲作面積が広く、小麦粉の値段が高騰する中、地元の米の消費拡大を狙い、米粉をベースにした菓子に決めたという。
考案したレシピは、サツマイモのチップスをのせて食感が楽しめる一口サイズのシュークリーム、動物性の食材不使用のビーガン・カヌレ、もちもちで食べ応えのあるカボチャとサツマイモのベーグルなど多彩。生徒たちは試作を三回重ねて発表会に臨んだ。審査は生徒同士や教員のほか、たこ満で長年商品開発に関わるグランシェフの天野真吾さん、NPO法人とうもんの会の名倉光子さんも加わった。天野さんは「画像だけで食べてみたかったが、よくできている。プチシューが一番気になった。サラダ油で素材を生かせるという発想が面白い...
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