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投資初心者につみたてNISAをおすすめしたい3つの理由 - @DIME

新型コロナウィルスの影響で株価が下がり、投資に興味を持った方も多いでしょう。投資初心者の方でつみたてNISA口座で投資を始めようとするときに悩むのが銘柄選びです。今回はつみたてNISAがなぜ初心者におすすめなのか、またおすすめの銘柄をご紹介いたします。

つみたてNISAとは?初心者の方におすすめの理由

つみたてNISAとは、金融庁が指定するコストの低い、長期運用に適した投資信託に投資することで、通常投資信託を運用した際に得られる利益に対してかかる税金が非課税になる口座です。つみたてNISAは、銀行や証券会社などで証券口座とは別に「つみたてNISA口座」という口座を開設し、その口座内で積立により投資します。

つみたてNISAによる投資は投資初心者向けにつくられた仕組みとなっており、投資知識がない方でも資産運用をするのにおすすめの制度です。理由として以下の3つが挙げられます。

1. 投資信託の銘柄と積立金額を設定するだけで運用できる

投資信託とは、様々な銘柄の株式や債券などをパックにした金融商品で100円程度から小口で購入可能になっています。投資信託で投資される銘柄や比率設定、売買はプロのファンドマネージャーが行うため、保有者は知識がなくても運用することができます。

したがって、つみたてNISA口座で投資信託の銘柄を決めて、毎月の積立金額を設定すればほぼ何もすることなく運用することができます。

ただ、初心者の方だとこの投資信託の銘柄選びに悩むかもしれません。銘柄選びに関しては後でご紹介いたします。

2. 元本割れのリスクを低減

つみたてNISA口座では、積立により投資信託へ投資を行うことが条件となっているため、A銘柄を毎月3万円自動購入するといったような買い方のみとなっています。

投資信託で投資しているのは、株式や債券などの変動商品となっており元本保証されていません。初心者の方なら、日経平均が今いくらで、高い水準?安い水準?か分からないという方がほとんどでしょう。「これから是非とも本格的に勉強していきたい!」という方には、逆にこの積み立てという方法ではなく、株式の直接投資をおすすめしますが、「これからも勉強する時間がない」「分からない」という方には、この長期で積立による購入方法が適しています。

投資信託で投資している株式や債券には「高い水準」「安い水準」があり、今買えばこれから上がるという安い値段で買えば儲かります。ただ、例えプロでも正確に今安いから買い時ということなんて分かりません。そこで、この積み立てという方法を使い、株価を予想せずにリスクを低減させるのです。

毎月同じ日に買っていくと、高い価格で買うこともあったり、安い価格で買うことがあったりします。同じ金額で買うので、安いときにはたくさんの口数を買い、高いときには少ない口数で買います。これをドルコスト法といいます。

これを5~10年長期で行うことにより、買付価格を下げていきます。この方法は、これから上がるとか、今買い時だとかは予想しません。だから、初心者に向いているのです。

3.コストが低い投資信託に限定されている

投資信託は2,000本以上あり、初心者にとって何に投資すればよいか分からないでしょう。

つみたてNISAで投資できる投資信託は、金融庁が指定したコストの低い、長期運用に適した投資信託に限定されています。短期売買目的の初心者の方には運用方法が難しいデリバティブ取引による運用がされている投資信託も除外されています。

長期運用にはコストの低さが重要です。投資信託には、買付手数料と運用期間中に毎日引かれる信託報酬があります。買付手数料は買付時に1回きりしかかかりませんが、信託報酬は投資信託を保有している限り毎日かかります。したがって、保有期間が長いほど手数料がかかり続けるため、コストが高ければ利益が少なくなってしまうため、長期運用で利益を得るためにはコストの低さが重要です。

つみたてNISAの投資対象となっている投資信託は全て買付手数料が無料で、信託報酬は一定以下と制限されているため、つみたてNISA対象の投資信託を選べばコストが高いものを選ぶことはありません。

つみたてNISAを始めるときに初心者の方が悩むポイントをチェック

■いくら積み立てればいいの?

いくら積み立てるかは、毎月必ず使わない予定の金額の範囲内にします。つみたてNISAで投資できる金額は年間40万円となっているため、毎月上限3万3,333円です。長期運用が基本であるため、途中で使うことになって売却してしまわないようにすることが重要です。毎月の家計収支を確認して無理のない範囲で積立金額を決めましょう。

毎月余裕があるという方は、目標金額から決めるのも良いでしょう。例えば、毎月3万3,333円を10年間積み立てると(利回り3%で運用できたと仮定する)、最終積立金額は約466万円になり、20年間だと1,094万円となります。毎月1万円を10年間積み立てると(利回り3%で運用できたと仮定する)、最終積立金額は約140万円となり、20年間だと約328万円となります。

途中で積立金額は変更できますが、途中売却してしまわないよう無理のない金額を設定しましょう。

■下がったときは金額を増やした方がよい?

下がったと思ってもさらに下がる可能性もあり、このつみたてNISAで積み立てする方法は今が買い時なのか予想しない方法です。下がっても上がってもそのまま一定金額積み立てしていきましょう。

■ほったらかしでいいですよね?

積立金額が5~10年以上で利益が出ていれば、一旦売却も考えましょう。経済は5~10年の感覚で上がったり下がったりしています。大きく利益が出ているようならば一度売却して利益を確定しておくのもおすすめです。

■銘柄はどれにすればいいの?

リスクが低いものは債券とされており、株式が値下がりしているときは債券価格が上がるとされていました。しかし、最近では経済悪化するとどちらも下がるということが起きています。一概にリスクが低いからといって債券が入っている投資信託を選ぶのはおすすめできません。また、つみたてNISA口座では国内債券のみに投資する投資信託には投資できず、株式が組み入れられている必要があります。

銘柄選びは、コストが低く成長市場であるところに長期で投資するのがおすすめです。

コストが低くて人気となっているのが、三菱UFJ国際投信のeMAXIS Slimシリーズです。

eMAXIS Slimシリーズはネット証券を中心に販売されおり、コストを最小限に抑えている投資信託です。

(販売会社:auカブコム証券、SMBC日興証券(ダイレクトコース専用)、SBI証券、岡三オンライン証券、GMOクリック証券、ジャパンネット銀行、東京スター銀行、松井証券、マネックス証券、三菱UFJ銀行、三菱UFJ国際投信ダイレクト(mattoco)、LINE証券、楽天証券)

このシリーズでおすすめなのが以下になります。

・eMAXIS Slim 米国株式

史上最高値を更新し、現在新型コロナウィルスの影響で上下が激しい市場。GDP世界第1位の大国。

・eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)

新興国、発展途上国を含めた世界中の成長を取り込みたいと考えるならおすすめ。

・eMAXIS Slim 新興国株式インデックス

新興国のみが投資対象となっているため、リスクは高いものの、新型コロナウィルスの影響、原油安の影響で大幅に値下がりしている新興国市場はチャンスかも。投資比率の高い中国は既に経済活動が再開し始めV字回復への期待も。

新型コロナウィルスの影響で株式市場が下がり証券口座開設者数増加

新型コロナウィルスの影響で世界の株式市場が下がりました。このような値下がりしたときに買い、上がったところで売却することで利益が上がりますが、さらに下がる可能性もあり、初心者の方には難しい投資になるでしょう。つみたてNISAはこれから上がるのか下がるのか予想をしないで、5年10年と投資して損するリスクを低減するためのものです。そうはいっても安い基準から始めた方がよいため、新型コロナウィルスの影響で株式市場が下がったのを機に始めてみるのも手でしょう。この新型コロナウィルスの影響でこの後すぐに株価が戻るのか、再度下がっていくのかプロでも予想が難しいところですが、つみたてNISA口座で変わらず毎月積立するのが10年後運用益を得る鍵です。

文/大堀貴子
フリーライターとしてマネージャンルの記事を得意とする。おおほりFP事務所代表、CFP認定者、第Ⅰ種証券外務員。

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