
#stayhome の日々が長引く昨今。暗いニュースを跳ね飛ばそうと、巷では心がハッピーになる作品がピックアップされることが多くなりましたが、ホラー作品好きの方は、ちょっと物足りていないのでは?
今回は「たまにはゾワッとしたい!」というあなたにとっておきのホラー映画の新旧名作をご紹介します。
素敵なお花畑がトラウマに…『ミッドサマー』
友人と共にスウェーデンの奥地で開かれる”90年に一度の祝祭”を訪れた若者たち。美しい花々が咲き乱れ、優しい住人が陽気に歌い踊る楽園のように思えたが、次第に不穏な空気が漂い始め、想像を絶する悪夢が始まる。
日本では今年2月に公開されたばかりで、かなりの話題となっていたこの作品。通常、ホラー作品は序盤から暗い場面が多くて、一番の盛り上がりどころはほとんど真っ暗、家で見ると「うーん、見えない!」ということもしばしばでは。そんな中この作品が画期的なのは、ホラーなのに終始お日さまの下の明るい情景で、恐怖が描かれているところ。人は明るい場所で、こんなにも恐ろしさを感じられるんだ! とホラー界に新たな風が吹き込みました。
そして作品よりももっと怖いのは、どう見てもおぞましいスプラッターなのに「なんだか観てホッとした」とヒーリング効果を感じているレビューも散見されるところ。ミッドサマーのカルト的な世界に片足を突っ込んでしまっている!? 外出自粛になってしまって映画館で見られないのが悲しいですが、一刻も早く見られるようになって欲しいですね。
『ミッドサマー』
全国公開中。現在は休止中
提供:ファントム・フィルム/TCエンタテインメント
配給:ファントム・フィルム
現代ホラーの頂点がここに! 『ヘレディタリー』
祖母の死をきっかけに、不思議な光が部屋を走る、誰かの話し声がする、暗闇に誰かの気配がする…など、奇妙な出来事が家族を襲い、一家はやがて修復不能なまでに崩壊。“受け継いだら死ぬ”…祖母が家族に遺したものは、一体何なのか?
「ミッドサマー」を手掛けたアリ・アスター監督の、記念すべき長編第1作目。監督は幼少期から映画好きで、映画を学ぶ名門機関アメリカン・フィルム・インスティチュートを卒業、2018年にこの「ヘレディタリー」で長編映画デビューするや「現代ホラーの頂点」と評価されてと、映画製作の道をまっすぐ歩んできた優等生。
湊かなえさんがイヤミス(読んだ後にイヤな気分になるミステリー)の女王なら、アリ・アスター監督は“イヤホラ”の帝王。そもそも、ホラー映画を見て嫌な気持ちにならない作品ってある? という話ですが(笑)、登場人物すべてがモヤっとした何かを抱えていて、人間のイヤ~なかんじが交錯するのがたまらないのです。
そして、アリ・アスター監督について気になることは、「僕の家族にあることが起こった。…それ以上は聞かないで」とインタビューで語っているところ。「え? もしかして、これは監督の実話を基につくられているの?」という想像をかき立てられます。ファンとしてはつい根掘り葉掘りしたくなりますが、アメリカのマスコミも、プライバシーを理由にそれ以上の言及は控えているのだとか。次世代映画界を担うこと間違いなしの、謎多きアリ・アスター監督の長編デビュー作をお見逃しなく!
『ヘレディタリー』
Blu-ray&DVD好評発売中
発売元:カルチュア・パブリッシャーズ セル販売元:TCエンタテインメント
価格 Blu-ray¥4,700(税抜) DVD¥3,800(税抜)
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May 02, 2020 at 05:13PM
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