自宅で“新鮮”な読書を 古本ソムリエ、お薦め選書 休業中の山本さん 予算は客が自由に設定 ／京都 - 毎日新聞

　＜活字を楽しむ＞

　目利きが選ぶ古本で楽しい巣ごもりを――。新型コロナウイルスの影響で休業中の「古書善行堂」（京都市左京区）が始めた選書サービスが人気だ。古本好きの間で「古本ソムリエ」と知られる店主の山本善行（よしゆき）さん（６３）が利用客から予算や好みを聞き取り、本を選んで送る。「不安を感じがちな今こそ、多くの人に良質な本を届けたい」と意気込んでいる。

　サービスの名称は「善行堂倶楽部（くらぶ）」。客が好きな作家や読みたいジャンルをツイッターのダイレクトメッセージなどで伝えると、山本さんが在庫から好みに合った本を選び、選んだ理由をしたためた手紙を添えて発送する仕組みだ。送料は５００円で、予算は客が自由に設定できる。

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May 17, 2020 at 02:27PM
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