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【ミッドセンチュリーの美】コンチネンタルでパーム・スプリングスを流す 前編 - 試乗記 - http://www.autocar.jp/

もくじ

宇宙開発競争の時代を匂わせるボディ
長大で上品なピラーレス・ハードトップ
運転すると素晴らしいクルマだと実感
巨大なトルクでストレスフリーな走り

宇宙開発競争の時代を匂わせるボディ

text:Greg Macleman(グレッグ・マクレマン)

photo:James Mann(ジェームズ・マン)

translation:Kenji Nakajima(中嶋健治)

 
ロサンゼルスの街並みに広がる、片側4車線の高速道路。似たようなファストフード店が並ぶ間を、沢山のクルマが抜けていく。

カリフォルニア州の南、パーム・スプリングスには新鮮な空気が残っていた。がらんとした通りにワイヤーでぶら下がる信号機が、陽光を浴びながら揺れている。青空を背にヤシの木が伸びる。

リンカーン・コンチネンタル(4代目/1961年〜1969年)
リンカーン・コンチネンタル(4代目/1961年〜1969年)

目的地は、ミッドセンチュリーの街並みを巡るツアーの出発点。無愛想なシャッターの付いた、どこにでもある工業的な建物だった。クリス・メンラッドが所有する一角に入る。

暗闇に目が順応していくと、控えめながら美しい、アメリカン・クラシックのコレクションが徐々に見えてくる。デザインに造詣の深いメンラッド。プリマスやキャディラックの中に、ぽつんとローバーP6が並んでいた。

今回は、この中から1962年製のリンカーン・コンチネンタルを選んだ。保守的でありながらも、画期的だと感じさせるデザインはそうそうない。

宇宙開発競争の時代を匂わせる、切り立ったテールフィンとアフターバーナーのようなテールライト。コンチネンタルのボディは大きい。ドライブイン・シアターでは、ローラースケートを履いた女の子が、フライドポテトを運んでいた頃だ。

クリーンな線とフラットな面。モダニズムを探求したデザインは、過剰さが抑えられている。ミニマリズムを先取りするかのように、全長5.5mもあるボディはエレガント。

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August 22, 2020 at 06:50AM
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