
一緒に同じ仕事をしているのに、どうも自分の方が評価が低いようだと勘ぐってしまったり、人はそれぞれ違う個性、特性をもっているとわかっていても誰かを羨んでしまったりと、自分や相手を認めることが私たちはどうも苦手のようです。日々自分のやるべきことを大切に喜んでやっていくこと、辛いことも苦しいこともあるけれど勇気を持って乗り越えていくことは、ほかの誰かと比べたり競争して勝つこととは関係ない、自分自身の覚悟なのだとわかってきます。
そんなことを考えていたら昔読んだヘミングウェイの小説『老人と海』を思い出しました。若くも女の子でもありません。主人公は歳をとり漁師としての力も衰えてしまった老人です。
かつては運とその腕をならして仲間からも一目置かれたものでしたが、今やその面影はありません。釣果のない日が続こうが毎朝小さな舟を漕いで漁に出て行きます。ある日自分の舟より大きなカジキマグロが餌に喰いつき何日もかけて格闘した末捕獲します。喜びもつかの間、血の匂いに群れよるサメとの壮絶な戦いも空しく、カジキマグロは食い尽くされてしまいます。帰り着いた老人は自分の小屋のベッドに倒れ込み眠ります。浜辺の舟に括り付けられた巨大なカジキマグロの骨を見た漁師仲間の驚きと感嘆の声。何があっても自分の仕事を全うしようとする老人に対する賞賛の声が聞こえてきます。きっとこの老人が発揮したのも中村氏は「ふつうのおんなの子」のちから、とおっしゃるのではないでしょうか。
新しい生活が始まりました。大切な自分の命を守ることは相手の命をも共に守ることに繋がります。お互いに助け合って生きていくもの同士です。個性を尊重したあなたの「ふつうのおんなの子」のちから、を発揮していきませんか。
参考:
『「ふつうのおんなの子」のちから』 中村桂子著 集英社
"したい" - Google ニュース
June 27, 2020 at 06:40PM
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コロナと共に始まった新生活、今注目したい「ふつうのおんなの子」のちから!?(tenki.jpサプリ 2020年06月27日) - 日本気象協会 tenki.jp - tenki.jp
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