中津市では、「第2次中津市食育推進計画」に基づき、食育の推進に取り組んでいます。
毎月19日は「食育の日」です。今回は中津市の朝食に関する情報と共に、手軽に作ることができる朝食レシピを紹介します。
朝食を食べる人の割合は低下傾向
令和2年度に実施した食育アンケート「食に関する調査(20代・30代の男女)」では、朝食の大切さについて知っている方は約9割(90.4パーセント)でしたが、毎日朝食を食べる人の割合は約7割(67.2パーセント)にとどまり、目標の85パーセントには届いていません。5年前の調査と比較すると朝食を毎日食べる人の割合は低くなっています。
朝食を食べると、どんないいことがあるの?
朝食を食べると、どんないいことがあるのでしょうか?
例えば、朝食を食べる習慣は、良好な生活リズムと関係しているという研究結果が報告されています。
【幼児や中学生、成人を対象とした研究では、睡眠の質がよい人が多いことや不眠傾向の人が少ないことが報告されています※1)】
また、朝食を毎日食べることは、高い学力・体力や良好な学習習慣と関係しているという研究結果が複数報告されています。
【中学生を対象とした研究では、学力が高い(学校の成績や学力テストの点数がよい)ことが報告されています。※2)】
この他にも朝食を食べると、私たちの生活にいいことが沢山あります。詳細は次のリンク先をご参照ください。
※1)・※2)農林水産省:「食育」ってどんないいことがあるの?~エビデンス(根拠)に基づいて分かったこと~統合版(令和元年10月)
「なかつ食育指針」では「続けて毎日食べよう!朝ごはん」を掲げています。朝ご飯は、脳・体・内臓のスイッチを入れる大切な役割があります。しっかり朝ごはんを食べましょう!
今回は、朝食のレパートリーが増えるように「冷凍うどん」を使ったお手軽レシピを紹介します。
- 「なかつ食育指針」を実践し、毎日の食生活を楽しく送りましょう。
さっぱりサラダうどん(調理時間10分)
材料(1人分)
- 冷凍うどん 1袋
- ツナ(缶詰) 大さじ1杯(20グラム)
- レタス 葉2~3枚(40グラム)
- ミニトマト 2個(20グラム)
- ごまドレッシング 大さじ1強
- めんつゆ 大さじ1弱
作り方
- レタスは細切りにする。(手で小さくちぎってもOK)
- ミニトマトはヘタを取り、半分に切る。ごまドレッシングはめんつゆと混ぜておく。
- 冷凍うどんを電子レンジで温める。(加熱時間・ワット数は商品によって異なります)
- ボウルにごまドレッシングとめんつゆを入れ、麺を入れてよく和える。
- 器に麺を盛り付け、レタス・ミニトマト・ツナを乗せたら完成。
1人分の栄養量
エネルギー367キロカロリー、たんぱく質10.7グラム、脂質12.9グラム、炭水化物56.2グラム、塩分2.2グラム
ポイント
- 生野菜が苦手な方は、麺が熱いうちにレタスと和えておくと、しんなりして食べやすくなります。
- レタスの他に、水菜やかいわれ大根、ブロッコリースプラウトなどを使っても美味しく作ることができます。
- 1品で、炭水化物・たんぱく質・ビタミン等が摂れる1品です。
- 食育ピクトグラム
(朝食を食べて生活リズムを整え、健康的な生活習慣につなげましょう)
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