こんにちは、料理ブロガーの山本リコピンです。
蒸し暑くなり体が酸っぱいものを欲するようになると、私が食べたくなるものの1つが、酢豚。できれば、豚のかたまり肉を大きめに切って、揚げて、甘酢あんと炒めて、お肉ゴロゴロのひと皿を食べたい! ですが、やっぱり手間はかかりますし、大きめに切った豚肉はとくに火の通りが気になりますね。
そこで考えたのが、時短できるように豚バラ薄切り肉をくるくると巻いてボリュームアップさせるレシピ。さらに、甘みとうま味アップで中に長ねぎを巻いてみました。
甘酢あんも、できるだけシンプルに作れるように酢としょうゆ、あとは砂糖だけ。ジューシーな脂がたっぷりの豚バラはこれだけで十分です。
香ばしく焼いて、甘酸っぱいたれをたっぷりと絡めた豚バラは酢豚感があって、お酒もご飯がよくすすみますよ。それでは早速レシピです。
山本リコピンの「長ねぎの甘酢豚バラロール」
【材料】1人分
- 豚バラ薄切り肉 100g(5枚程度)
- 長ねぎ 1/2本
- 片栗粉 大さじ1
- ごま油 小さじ1
(甘酢あん)
- 酢、砂糖、しょうゆ 各大さじ2
- 片栗粉 小さじ1
- 水 100ml
作り方
1. 長ねぎは5cm程度に切って耐熱皿に並べ、ラップをして電子レンジ(600W)で1分加熱する。
長ねぎは先に加熱しておくことで甘みが増します。
2. 甘酢あんの材料は混ぜておく。
3. 豚バラ薄切り肉を広げたら、1の長ねぎを幅の狭いほうにのせてくるくる巻く。
豚バラは、幅の狭いほうから巻いていくと、巻き終わりが幅の広いほうになりしっかりと巻けます。
4.3の全体に片栗粉をまぶす。
片栗粉で豚バラののり付けができ、甘酢あんにとろみも出せます。
5.フライパンにごま油を入れて中火で熱し、豚バラロールの巻き終わりを下にして並べ、巻き終わりがしっかりくっつくまで動かさずに中火で焼く。
豚バラから溶け出た余分な脂は、キッチンペーパーなどで拭き取ると油はね予防になります。
6.巻き終わりがしっかりくっついたら、転がすようにして全体を写真のように濃い焼き色が付くまで焼き、豚バラに火を通す。
一番太いものを取り出し、カットして断面、とくに豚バラが重なり合った部分に赤い部分が残っていないか確認すると確実です。
7.豚バラロールが焼けたら一旦取り出し、キッチンペーパーなどでフライパンをさっと拭いてから、2を入れて中火にかける。フツフツしてとろみがついてきたら、
豚バラロールをフライパンに戻して、甘酢あんをよくからめて出来上がり。
冷めても美味しい!
豚バラの脂の甘み、そして火を通した長ねぎの甘みが一体になって、もう最高! さわやかな酸味のある甘酢あんとも相性が抜群です。おつまみに、ご飯のおかずに重宝しますよ。冷めても美味しいので、ゆっくり飲みながらつまむのにも最適です。
長ねぎが余っていたら、シャキシャキの白髪ねぎにしてこんな風にのせて食べるのもおすすめ。食感の違うダブル長ねぎがいい感じです。
今回は長ねぎを巻きましたが、酢豚の定番の具材の玉ねぎやピーマン、しいたけ、たけのこなどを巻いてもいいですね。お好きな方は、パイナップル巻きで甘酸っぱさマシマシにするのもありです。
少ない材料と家にある調味料でできるので、酸っぱいおつまみやおかずが恋しくなるこれからの季節に、ぜひお試しください。
作った人:山本リコピン
料理ブロガー、フードコーディネーター。簡単&手軽に作れて見栄えのする料理レシピを公開しているブログ『ビジュアル系フード』を運営。日々のごはんや、おつまみ、こどものごはん、おやつ、おもてなしなど、ジャンルも幅広く、雑誌や企業へのレシピ提供も行う。『山本リコピンのちゃちゃっとかわいい毎日おかず』(主婦と生活社)、『ごはんがすすむ!!!山本リコピンのうちごはん』(ワニブックス)が発売中。
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