フードロス削減レシピコンテスト魅力の受賞作狙いは“家庭で捨てない”｜FNNプライムオンライン - FNNプライムオンライン

もったいないをほっとけない方たちが料理の腕を競った。

16日、レシピ動画サービス「クラシル」が発表したのは、フードロス削減をテーマに掲げたレシピコンテストの受賞作品。

動画プラットホームを通して200を超える応募があり、入賞した6品のレシピが公開された。

実際に審査員であるシェフがレシピをもとに調理し、評価したポイントを挙げてくれた。

クラシルシェフ・加賀谷希さん「本来なら捨ててしまう“スイカの皮”を使ったスープを作ろうと思います」

冷蔵庫に残りやすい食材や、本来捨てるはずの食材を使用し、作りやすさ、そして独自のアイデアを使用したレシピが高く評価された。

クラシルシェフ・加賀谷さん「“スイカの皮”事体は結構シンプルな味なので、卵・だしをいっぱい使ってうまみを引き出している。自宅にある簡単な材料で作れるので、どんな方でも作りやすいのがポイント」

ほかにも、普段捨ててしまう硬い茎を煮てすりつぶしたブロッコリーたっぷり小海老のパスタや、古くなった野菜や切れ端を炒め、調理しただしをかけた夏野菜の焼き浸しなどが選ばれた。

コンテスト開催の背景には、レシピを具体的に発信することでユーザーに対して“フードロス削減の問題”をより身近に感じてもらう狙いがある。

「目指せ!もったいないゼロへ!」レシピコンテスト経営企画部・福丸玲さん「普段の料理の中で“ロスを作らない”とか“捨ててしまうものを再利用する”だとか、そういうことを、まず自分でやってみようというコンセプト。やはり食品や食材全体で軒並み値上げしているというところで、皆さん、節約のためにも無駄をなくしたいというご要望が多かったので、食材を無駄なく賢く使い切るためのレシピを集めている。今後もいろいろなテーマや切り口でSDGsを考えられるようなレシピコンセプトを続けたい」

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