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簡単レシピで健康に!【菜の花のふわたま豆腐酒蒸し】優しい春の味がする癒やし系。抗酸化作用のある菜の花は季節 ... - au Webポータル

「菜の花のふわたま豆腐酒蒸し」

栄養士でありフードコーディネーターでもある藤岡操さんが「食堂のおかみ」になりきって提案するレシピ連載。大胆にも、この店のお品書きは「酒蒸し」1本!といっても、具材がや調味料が変われば趣も変わる魔法のレシピ。蒸し器がなくても、フライパンと日本酒や料理酒さえあれば誰でもできるメニューの数々。第33回は「菜の花のふわたま豆腐酒蒸し」です。

* * * * * * *

【写真】お楽しみのもう1品、器の底にたまった蒸し汁で

本日のメニュー
「菜の花のふわたま豆腐酒蒸し」

野菜売り場に、春の野菜や山菜が並び始めました。
特に目に止まるのが、菜の花です。今年は豊作なのでしょうか? 
例年よりお手頃価格でたくさんの菜の花が並んでいるような気がします。
やった~! 春だ! 思わず飛びつきました。

菜の花はブロッコリーやキャベツなどと同じアブラナ科の植物。
ビタミンCやビタミンB群、β-カロテン、カルシウムなどが多く含まれているだけでなく、苦味と辛味のもととなるイソチオシアネートには強い抗酸化作用があります。

つまり、菜の花は季節の変わり目の健康管理にぴったり! 
ストレス対策、代謝アップ、血液サラサラ、免疫力を高める働きも期待できます。

2月に入って関東地方でも雪が積もったり、春のような陽気になったり。
気圧の変化で頭痛がすることもしばしば……。

本日は菜の花を使った癒やし系酒蒸しにしましょう。

「菜の花のふわたま豆腐酒蒸し」の作り方

「菜の花のふわたま豆腐酒蒸し」

「菜の花のふわたま豆腐酒蒸し」 

《 材料(2人分)》

菜の花……………………………………3本
卵…………………………………………2個
絹豆腐……………………………………100g
A ちりめんじゃこ………………………大さじ3(約15g)
 塩………………………………………ひとつまみ
 水………………………………………大さじ3
料理酒(食塩ゼロ)……………………大さじ3

《 作り方 》

1)菜の花は、茎を長さ2cmの小口切り、葉を3~4cmに切る。

2)ボウルに卵を入れて溶きほぐす。豆腐を手で潰し入れて混ぜ、菜の花、Aを加えてざっくりと混ぜる。

3)フライパンに2を入れ、酒をふる。中火にかけ、フツフツとしてきたら蓋をして3分蒸す。

※蓋はきっちり密閉されないのせるだけのタイプでもOK。蓋がない場合はアルミ箔をしっかりとかぶせてください。
※塩ひとつまみは、指3本でつまんだ量です。

材料はとてもシンプル! ふんわり混ぜてフライパンへ。酒をふり入れたらあとは蒸すだけです。

抗酸化成分〈イソチオシアネート〉のパワー

旨味のもとはちりめんじゃこだけ。
ほんの3分蒸すだけで、じゃこから旨味がしっかり出てきて、
その旨味が卵と豆腐にしみしみ!

ノンオイルなのでとてもヘルシーで、
スクランブルエッグともオムレツとも違う、
じゃこのおだしを使っただし巻き卵のような味です。

ふんわり熱々を口に入れると、旨味とともに菜の花のかすかな辛味や苦味が広がります。
優しい~と思ったら、時折、目が覚めるような……。
大根おろしを食べて、体がスッキリする感覚に少し似ている!
これぞ、イソチオシアネートのパワーです。

冬の疲れやストレスが現れ始める季節にぴったりの、
ちょっと大人な癒やし系酒蒸しでした。

●ふわ玉酒蒸し丼

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