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非常時こそ工夫でおいしく!注目集めるクックパッドの「サバイバルレシピ」|特集記事|くらし×防災メディア「防災 ... - 読売新聞オンライン

写真説明:クックパッドのサバイバルレシピで作ったカレー(横浜市西区で)

水や火も不要!長期の断水にも

東日本大震災から13年となるのを前に、料理サイト運営「クックパッド」(横浜市西区)が紹介してきた水や火を使わない「サバイバルレシピ」が改めて注目されている。能登半島地震では2か月たった現在も断水した地域は多く、避難生活の長期化で栄養バランスの偏りも懸念され、同社は「非常時こそ、工夫を凝らしておいしく日常に近い食事を味わってほしい」と呼びかける。

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イチオシは「サバのトマトカレー」

同社コーポレートブランディング部の小竹貴子本部長(51)が、災害時に有用なサバイバルレシピの一つとして薦めてくれたのは「サバのトマトカレー」だ。
水道やガスコンロのない机に用意されたのはサバ、トマト、コーンの缶詰とカレールー。それぞれレシピの分量に応じた材料を耐熱容器に入れ、電子レンジで5分ほど温めると、簡単に出来上がった。小竹さんは「子どもや普段料理しない人にこそ挑戦してほしい」と説明した。

250種類のレシピを掲載

同社によると、被災時に食べる機会が多い一般的な非常食やレトルト食品は、塩分や味を濃くして保存性を高めているとされる。ただ、運動不足にもなりがちな避難生活では、長期間にわたって塩分やカロリーを取り過ぎると、高血圧、糖尿病の悪化など生活習慣病のリスクが高まる。
同社は2011年の東日本大震災後、利用者らが投稿した災害時に役立つレシピの紹介を始めた。2023年9月に関東大震災の発生から100年に合わせて特集。「水が使えない」「ストック食材活用」など5テーマで計250種ほどのレシピを掲載し、ポリエチレン袋に食材を入れて湯煎するなどのアイデアも発信している。

阪神で被災、食の大切さを痛感

小竹さんは神戸市に住んでいた大学生の頃、阪神淡路大震災で被災し、炊き出しボランティアに参加するなど食の大切さを痛感。金沢市出身でもあり、能登半島地震では石川県の友人らが被災している。「知識、経験、工夫が人を助ける。物品の備蓄と同様に料理を学んでおいてほしい」と強調する。
サバイバルレシピは、同社のサイト(https://bousai.cookpad.jp/)に掲載。広報担当者は「能登半島地震後、サバイバルレシピの話題がSNSで拡散されるなど改めて関心が高まっている」と話す。

写真説明:サバイバルレシピで作ったカレーを紹介する小竹さん(横浜市西区で)

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