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前宣伝なく物語に触れる新鮮な30分弱 リモート撮影した短編映画『いまだったら言える気がする』 - ZAKZAK

 在宅生活を“のらくら生活”にしないため、本を読んだり録りためていた映画を見たり、テレビやラジオを楽しんだりと不要不急のエンタメを浴びるようにしている。

 フランシス・フォード・コッポラ監督の『ゴッドファーザー』3部作、9時間余りを立て続けに見た。記憶からすっぽり抜け落ちているシーンが多く、何度見ても新鮮に楽しめる。映画『シャイニング』でも改めて恐怖を味わった。

 行定勲監督(51)がリモート撮影した短編『いまだったら言える気がする』がYouTubeで公開された。『きょうのできごと a day in the home』に続く第2弾で、オンラインアプリ「Zoom」で撮影した作品。出演は中井貴一(58)、二階堂ふみ(25)、アイナ・ジ・エンド(25)の3人だ。

 前宣伝は一切ない。物語はいきなり始まり、いきなり終わる。中身を1ミリも知らずに、見る側は物語に触れることができる。これがなんとも新鮮でぜいたくで、こんな楽しみがリモートで供給されることに感激する。

 「じんのさん」と呼ばれる中井演じる男は小説家。いつも通り、家にこもり執筆している。「はなえ」と自己紹介した女は女優で在宅を余儀なくされている。その2人の会話劇で映像は進む。

 けいこしても本番が中止になった残酷さ、制作側が頑張っても支払われるギャラは少ない、この先お芝居ができる場所があるのかという不安、「これ、いま、見つめ合えているのかな」というZoomでのコミュニケーションへの不安、「映画館行きてぇ!」という叫びなど、今生まれた会話を生で見聞きしているような喜びが30分弱に込められている。

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May 25, 2020 at 09:04AM
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