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<茨食健美 大和沙織のこだわりレシピ>シシトウと厚揚げの照り焼き 暑さに旬の緑黄色野菜:東京新聞 TOKYO Web - 東京新聞

 暦の上では秋ですが、残暑厳しく、早かった梅雨明けもあって、今年の夏は一段と長く感じられます。

 今回はこの時期に旬を迎えるシシトウを使った、普段のおかずやおつまみになるレシピをご紹介致します。

 シシトウはトウガラシの甘味種の一つで、ピーマン、パプリカ、万願寺とうがらし等が仲間。実の先端が獅子の頭に似ていることから名付けられたと言われています。

 市場に出回っているものは栽培環境の管理により辛みが出ないように作られていますが、自家栽培などするとたまに辛いものも出てきます。

 もともとシシトウには唐辛子と同じように辛味成分のカプサイシンを合成する機能があります。辛くなる原因は諸説ありますが、水分・温度などのストレスや生育日数が長くなると辛くなる場合が高いと言われています。

 シシトウは緑黄色野菜でβカロテンやビタミンCが豊富。加熱するとビタミンCは減ってしまいますが、βカロテンは脂溶性なので、油で炒めるなど油と一緒に取ると吸収率が上がります。βカロテンは皮膚や粘膜の健康を保ったり、がん予防・アンチエイジング等に効果があります。

 また、カリウムも比較的多い方なので、むくみや血圧が気になる方にもオススメの食材の一つです。

 そのまま加熱調理をすると、中の空気が膨張して破裂する恐れがあるので、小さな穴を開けてから調理するのがオススメ。つまようじで刺したり、包丁で切り込みを入れたりしてから使います。

 今回のレシピはシシトウを厚揚げと一緒に炒めます。厚揚げは好きな大きさでOK。アレンジしてショウガや大葉を乗せても良いですね。ぜひ、作ってみてください。

◆材料 (2人分)1人当たり281キロカロリー 塩分1.4グラム

シシトウ12本(60グラム)/厚揚げ300グラム/ごま油小さじ1/しょうゆ大さじ1/みりん大さじ1/かつお節8グラム

◆作り方

(1)シシトウは茎を取り除く。厚揚げはキッチンペーパーに包んで油抜きをし、好きな大きさに切る。

(2)フライパンにごま油を入れて中火で温め、厚揚げ、シシトウを入れて返しながらこんがりと焼く。

(3)シシトウに焼き目が付いたらしょうゆ、みりんを加えて手早く絡める。

(4)かつお節も加え、混ぜる。

<やまと・さおり> 管理栄養士、料理研究家。1989年、水戸市生まれ。東京農大卒。市内で「お料理教室オムスビ」を開講している。

◆下処理、作り方の動画はこちらから

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