復元された「いわさきちひろのアトリエ」(嶋本麻利沙撮影)=いずれも練馬区で |
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「ちひろ美術館・東京」(練馬区)は子どもが人生で初めて訪問する美術館「ファーストミュージアム」を掲げる。併設の「絵本カフェ」は、有機食材の使用を心掛けた家庭的なメニューを提供する。子どもから大人まで楽しめる来館者の憩いの場となっている。
美術館は、画家いわさきちひろ(一九一八〜七四年)が二十二年間を過ごした自宅兼アトリエ跡に立つ。セルフサービス式のカフェは二〇〇二年のバリアフリー化に伴い、オープン。人気メニューは「いちごのババロア」(数量限定、五百五十円)。ちひろは六十年ほど前、新宿のレストランに長男と出掛け、当時、提供されていたババロアを好んで注文していたという。そのレシピを基に、地元の菓子店に再現してもらった。
材料のいちごと生クリームが、淡い色彩を醸し出す。ちひろは随筆に「私のもっていたクレヨンは、みんなももいろが一ばんちいさくなっていた」と記している。「ババロアの色はちひろのイメージと重なります」とカフェ担当の窪田有希子さんは話す。
赤ちゃんや幼児が絵本に親しんだり、木や布製のおもちゃで遊んだりできる「こどものへや」がある。一歳の三男と初めて訪れたという三十代女性は、おやきを注文していた。「弁当を用意してこなくてよかった。子どもと一緒に食べられる物もあって、安心です」と話す。「親子で楽しめる一石二鳥の空間ですね」
【メモ】カフェは、入場者のみ利用可。西武新宿線上井草駅より徒歩七分。
<ちひろ美術館・東京> いわさきちひろの作品と世界の絵本画家の作品を主に展示する絵本専門の美術館。安曇野ちひろ美術館(長野県松川村)と合わせ、ちひろ作品約9500点を含む、計約2万7200点を所蔵する。
「絵本カフェ」の店内 |
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いちごのババロア |
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March 21, 2020 at 05:28AM
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隠れ家にしたいミュージアムカフェ> (4)ちひろ美術館・東京(練馬) 絵本カフェ:東京(TOKYO Web) - 東京新聞
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